2006 Fiscal Year Annual Research Report
北陸における説話画の研究-その機能と展示の変遷および現代に生きる意味-
Project/Area Number |
17520084
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Research Institution | Toyama Prefectural University |
Principal Investigator |
原口 志津子 富山県立大学, 工学部, 准教授 (40208666)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
太田 昌子 金沢美術工芸大学, 美術工芸学部, 教授 (00285173)
山崎 剛 金沢美術工芸大学, 美術工芸学部, 准教授 (70210391)
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Keywords | 展示 / コレクション / 宝物 / 絵解き / 歓進 / 説話イメージ |
Research Abstract |
2年目にあたる本年度も継続して実地調査を行った。 特に、本年度は新たに分担者に加わった山崎剛・金沢美術工芸大学准教授をリーダーとして、美術工芸品の調査も行った。今年度中には悉皆調査にまでいたらなかったが、寺社コレクションの全体像を明らかにする上で大きな成果である。 調査月日および対象は以下の通りである。 7月21日 石川県金沢市・天徳院 所蔵品調査(絵画・美術工芸品) 8月23日・24日 同上 9月4日〜8日 富山県南砺市・善徳寺 所蔵品調査(美術工芸品) 9月19日 富山県高岡市・大法寺 所蔵品調査(絵画) 10月11日 富山県高岡市・本陽寺 所蔵品調査(絵画) 2月15日 富山県小矢部市・称伝寺 所蔵品調査(絵画) 3月23日 には、金沢美術工芸大学において研究会を行い、本年度の実地調査によって得られたデータをもとに、寺社において説話イメージがどのように使われたのかを考察し、次年度の研究計画を立案した。
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Research Products
(4 results)