2008 Fiscal Year Final Research Report
The historical anthropology on the survival of the ancient pagan traditions in the Italian Renaissance image culture
Project/Area Number |
17520096
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Aesthetics/Art history
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Research Institution | Kyoto University of Art and Design |
Principal Investigator |
MIZUNO Chiyori Kyoto University of Art and Design, 芸術学部, 准教授 (40330055)
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Project Period (FY) |
2005 – 2008
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Keywords | 終末論的預言 / 奉納像 / 祖先の像imagines maiorum / 像による葬儀funus imaginarium / 皇帝神格化consecratio / 王の二つの身体 / 分身 / 奇蹟像 |
Research Abstract |
本研究は、ルネサンスの図像文化における古代異教的慣習の残存を、以下の三つの事例に即して、歴史人類学的観点から考察した。(1)古代異教の慣習や民間信仰を基層とするルネサンス期の終末論的預言や奇蹟の言説と図像、(2)ルネサンスの肖像史にみる古代異教の「祖先の像」「像による葬儀」「コンセクラティオ」の残存、(3)ルネサンスの像文化における奉納像(エクス・ヴォート)の地位。いずれの成果も論文として発表するとともに、出版を予定している著書の一部にて公開する。
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Research Products
(12 results)
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[Remarks] ゲアハルト・ヴォルフ著、水野千依単訳「真のイメージービザンティウムから西方までのキリストの顔」(単訳)『AUBE-比較藝術学』淡交社、第3号、2008年、pp.90-115
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[Remarks] アントニオ・ナターリ著、水野千依単訳「レオナルドの時代のヴェロッキオ工房におけるペルジーノ-レオナルドの《受胎告知》を中心に」(単訳)『文化交流研究』東京大学文学部次世代人文学開発センター研究紀要、2008年第21号、pp.69-94
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[Remarks] ゲアハルト・ヴォルフ著、水野千依単訳「聖遺物、聖像、聖地-キリスト教文化における生者と死者、天と地のコンタクト・ゾーン」『文化交流研究』東京大学文学部次世代人文学開発センター研究紀要、第20号、2007年、pp.61-94