2006 Fiscal Year Annual Research Report
女性の主体構築の表象とイギリス・ルネサンス文化:社会的・歴史的意味とその変容
Project/Area Number |
17520201
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Research Institution | Tokyo Woman's Christian University |
Principal Investigator |
楠 明子 東京女子大学, 文理学部, 教授 (40104591)
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Keywords | 女性作家 / シェイクスピア / イギリス・ルネサンス演劇 / ジェンダー / イギリス・ルネサンス / イギリス・ルネサンス文化 / エリザベス朝 / ジェイムズ朝 |
Research Abstract |
本年度は以下の研究・企画を実施した。 1.平成21年9月にMacmillan Palgrave (London)出版社に草稿を提出する契約を結んでいる単著:Gender and the Representations of Female Subjectivity in English Renaissance Literature : Creating Their Own Meanings(使用言語:英語)の第一章(‘Women and Marriage)と四章(‘Women and Queen Elizabeth')の草稿を執筆。 2.平成18年7月、オーストラリアのBrisbaneで開催された第11回World Shakespeare Congressにおいてセミナー‘World Feminisms and Shakespearean Studies'の座長を務めた。当日のセミナーに備え、事前にセミナーメンバーと連絡を重ね、準備を整えた。 3.平成18年8月英国Stratford-upon-Avonで開かれた第31回The International Shakespeare Conferenceのセミナーで、論文‘Female Audience and Changing Conceptions of the Boy Heroine in Early Seventeenth-Century English Drama'を口頭発表。 4.日本シェイクスピア協会会長として、平成18年10月から19年3月末にかけて協会創立45周年記念学会、セミナーのほか、記念論文集『シェイクスピアとその時代を読む』(研究社、平成19年3月刊行)の企画および総責任者を務めることにより、本研究をさらに広い視野から考察した。 夏には英国に1ヶ月滞在し、大英図書館と貴族の館のアーカイブで本研究に不可欠な第一次資料のリサーチをした。
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Research Products
(2 results)