2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17520311
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Research Institution | Himeji Dokkyo University |
Principal Investigator |
大曽 美恵子 姫路獨協大学, 外国語学部, 教授 (30262918)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
蓮沼 昭子 姫路獨協大学, 外国語学部, 教授 (80228436)
山崎 恵 姫路獨協大学, 外国語学部, 教授 (10230385)
西村 秀夫 姫路獨協大学, 外国語学部, 教授 (00164591)
村中 淑子 姫路獨協大学, 外国語学部, 教授 (70253185)
滝沢 直宏 名古屋大学, 国際開発研究科, 教授 (60252285)
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Keywords | コーパス / 日常会話 / 文法 / 語法 / 談話 / 方言 / コロケーション |
Research Abstract |
本年度は、昨年入手・整備したコーパスを使って、分担者の専門・興味に応じた研究を行い、その成果を発表する研究会を2回姫路獨協大学で開催する一方、台湾、米国などで発表する機会を得た。 研究代表者の大曾は、引き続き会話コーパスの整備にあたり、約60時間分をパデュー大学のサーバーに載せてもらって、コロケーションの検索ができるようにした。 大曾はまた、5月に台湾の東呉大学で開かれたシンポジウム「日本語教育文法とコーパス」において、「コーパスに見られる格助詞の運用実態」という題目で発表し、その発表を論文としてまとめ姫路獨協大学外国語学部紀要に掲載した。更に、2月18日に仙台で開かれた国際シンポジウム「日本語研究の現在」に参加し、「コーパス利用による日本語研究:その可能性と限界」という題目で、本年の成果の一部を発表した。 研究分担者の蓮沼、山崎、村中は、それぞれ個別に行った研究を「コーパス利用による日常会話の研究」というパネル形式にまとめ、8月5日、6日に米国ニューヨーク市のコロンビア大学で開催された「日本語教育国際研究大会」で発表した。そのパネルセッションで大曾は司会を、滝沢は指定討論者を務めた。3人の発表の題目は、次の通りである。「日本語学習者の会話能力と「のだから」使用の実態」(蓮沼)、「談話における「テシマウ」とその縮約形」(山崎)、「話し相手によるアクセントの切り換えについて」(村中)。
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Research Products
(4 results)