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2007 Fiscal Year Annual Research Report

日本語音声教育のための教材およびその教師用指導書の開発

Research Project

Project/Area Number 17520345
Research InstitutionYokohama National University

Principal Investigator

河野 俊之  Yokohama National University, 教育人間科学部, 准教授 (60269769)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 小河原 義朗  北海道大学, 留学生センター, 准教授 (70302065)
松崎 寛  広島大学, 大学院・教育学研究科, 准教授 (10250648)
Keywords音声教育 / 単音 / プロソディー / 教材 / 教師用指導書 / 自己モニター / 独自の基準 / 『1日10分の発音練習』
Research Abstract

1 主に単音教育のための「自己モニター」を用いた音声教育教材およびその教師用指導書の試作について
先行研究や実際の録音調査を元に、発音チェックシートを作成し、インドネシア語話者、タイ語話者に試用した。その結果、誤用の少ない学習者は、自身の発音を聞いて、その誤用が指摘できることが多いことがわかった。このことから、発音チェックシートを用いて誤用を抽出し、コースシラバスを決定するだけでなく、学習者に誤用を判断させることも学習に有効であること、また、独学の可能性が考えられることがわかった。
また、「自己モニター」を用いた、紙媒体の音声教育教材を完成させた。そして、それを用いて、大学院生がインドネシア語話者2名を対象に音声教育の実習を行った。その結果に基づいて、「自己モニター」を用いた音声教育教材を効果的に使用するにあたっての留意点についての考察を行った、例えば、「学習対象となる音声を板書すること」「聞き分けられていない時に、独自の基準作りを強要しないこと」「独自の基準を教師が先に提示しないこと」「モデル音声をゆっくり十分に聞かせること」などである。
2 プロソディー教育のための『1日10分の発音練習』の教師用指導書の試作について
試作した『1日10分の発音練習』教師用指導書について、国内外の日本語教育機関の日本語教師である協力者に配布し、試用を依頼したが、その報告をまとめている。しかし、それでは不十分であるため、これについても、大学院生が音声教育の実習を行ってしる。
また、日本語教育学会2007年度日本語教師研修コース 短期集中研修「教室活動のデザイン 読解・音声・会話〜学習者の自律的な学習を促す教室活動〜」「矯正ではない音声教育活動-自己モニターを中心に-」をはじめとして、これらの教材や教師用指導書を使用する教師に対する研修も多数、行った。

  • Research Products

    (2 results)

All 2007

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 教科書用発音チェックリストの作成とその活用2007

    • Author(s)
      河野俊之
    • Organizer
      日本語教育方法研究会
    • Place of Presentation
      京都教育大学
    • Year and Date
      2007-09-22
  • [Presentation] 日本語教師の成長につながる教師研修と養成のあり方2007

    • Author(s)
      河野俊之
    • Organizer
      日本語教育学会研究集会
    • Place of Presentation
      岐阜大学
    • Year and Date
      2007-06-16

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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