2006 Fiscal Year Annual Research Report
日本人ボランティアと外国人学習者の教室におけるコミュニケーションの研究
Project/Area Number |
17520346
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Research Institution | Nagoya University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
尾崎 明人 名古屋外国語大学, 外国語学部, 教授 (60119659)
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Keywords | 日本語教育 / 地域日本語教育 / ボランティア日本語教室 / 日本語ボランティア / 教室活動 / 教室談話分析 / 接触場面 / 異文化コミュニケーション |
Research Abstract |
平成18年度の調査研究活動は以下の3つに大別される。 1.アンケート調査票のデータ処理(4月-7月) 平成18年2月に実施した日本語ボランティアに対するアンケート調査では496名から回答があった。この回答をコンピュータに入力する作業を7月末に完了し、データのチェックを行った。 2.授業見学(4月-7月)と研究計画の修正 昨年度に引き続き愛知県国際交流協会主催の日本語教室をフィールドとして、平成18年4月14日から7月21日まで金曜日の夜に10回授業見学を行った。 この時期に教室活動の様子をビデオ録画する計画であったが、日本人ボランティアで授業の録画に協力してくれる方がみつからなかった。やはり自分の授業をビデオに撮られることに対する抵抗感が強いことを実感した。そこで、9月からの学期に筆者も授業に参加し、その授業を録画するという新たな提案を行い、愛知県国際交流協会と日本人ボランティアの双方から了承を得た。 3.授業録画と教室談話の文字化 平成18年9月から平成19年3月までの半年間に21回授業に参加し、このうち16回の授業を録音、録画した。11月からは録画した授業の文字化作業に取り掛かった。9月から12月までに録画した8回分の授業(1回90分)のうち4回分は文字化を終了し、残りの4回分についても文字化をほぼ終了した。 平成19年度は残りの文字化作業を行い、8回分の教室談話データを基礎資料としてボランティア日本語教室のコミュニケーションについて分析、考察を行う。アンケート調査の分析結果と合わせて、調査研究報告書をまとめる。
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