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2007 Fiscal Year Annual Research Report

ドイツ語教育の到達目標としての通訳

Research Project

Project/Area Number 17520365
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

相澤 啓一  University of Tsukuba, 大学院・ 人文社会科学研究科, 准教授 (80175710)

Keywords専門単語リスト / 誤訳データベース
Research Abstract

本年度も、通訳者養成の集中合宿セミナーを2度にわたって開催し、また毎月研修会を東京大学において催した。そのなかでは、現役の日独通訳者および実習生の方々に実際に通訳をしてもらうシミュレーションを重ねた。そこでは、特に以下の項目に重点を置いて活動を行なった。
誤訳分析:現役通訳者および養成中の訓練生に参加を求めた通訳者養成セミナーを通して、誤訳実例の収集を行い、その分析と分類作業を行なった。どのような場合にどのような誤訳が出現しがちなのか、その原因や傾向を分析することにより、類似の誤訳を事前に防ぎ、また、危険箇所を事前に認識することにより、問題のある訳を防ごうとするものである。誤訳のパターンは非常に多様であるが、日独の言語的特性に起因する場合もあり、それらを分類することにより、翻訳の場合も含めて訳出言語の質が向上することが期待される。この作業は、誤訳のデータベース化の基礎資料となるものである。
単語リスト:通訳において必要な日独専門用語リストのウェブ公開に向けて、本年度も単語の整備を進行した。今年はとりわけ、精神科学・法医学分野について、ICDのリストを入手し、その検討を行った。ただし、きわめて専門性が高い語彙集であり、また著作権との兼ね合いも問題となるので、今後も関係専門家と協議してゆく予定である。また、国立情報学研究所のウルリヒ・アーペル氏と連絡をとって、アーペル氏が作成した和独辞典との将来的なフォーマット統合について話し合った。

  • Research Products

    (1 results)

All 2007

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] Zur Ausbildung der japanischsprachigen Konferenzdolmetscher fur Deutsch2007

    • Author(s)
      相澤 啓一
    • Journal Title

      文藝言語研究 言語篇 52

      Pages: 177-199

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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