2007 Fiscal Year Annual Research Report
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17520377
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| Research Institution | Kobe University |
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Principal Investigator |
田中 順子 Kobe University, 国際文化学研究科, 准教授 (90335406)
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| Keywords | 第二言語習得論 / 英語 / 認知科学 / 言語学 / 教育工学 |
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| Research Abstract |
平成19年度の実績
(1)英語L2話者による冠詞使用データの収集
"Pear Film"を使って、英語L2話者にビデオの内容を英語で口述および記述させた。またcloze testを作成し、これを使用してnarrative taskでは現れない環境下での冠詞使用データを収集した。
(2)英語L1話者による冠詞使用データの収集
"Pear Film"を使って、英語L1話者にビデオの内容を英語で口述および記述させた。またcloze testを使用して、narrative taskでは現れない環境下での冠詞使用データを収集した。
(3)英語L2話者の冠詞習得困難に関わる要因の探索
英語L2話者のデータと英語L1話者のデータを対照させて両者間の差異を抽出し、習得困難につながる要因の推定を行う計画であった。しかし、英語L1話者のデータ数がまだ不十分であるため、英語L2話者データとの比較は今年度は見送ることとした。一方、英語L2話者のspeaking taskとwritten taskのデータを使用して、type分析とtoken分析を行った。type分析の結果から、theの過剰使用やzero冠詞の誤用が見られた。また、被験者の英語能力も一部の冠詞の正しい使用と関連があることが解った。また、narrative taskとwritten taskのそれぞれについてtoken分析も行った。
(4)実験用プログラムの制作と実験的稼働
実験プログラム制作のため、上記(3)の研究結果に基づき、英語L2話者が"the"を過剰使用するような場面やzero冠詞が現れる場面を含むように、動画の選択を行っているところである。
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Research Products
(3 results)
