2005 Fiscal Year Annual Research Report
大学導入教育における英語スタディ・スキルズ育成のためのカリキュラムおよび教材開発
Project/Area Number |
17520378
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
横川 博一 神戸大学, 国際コミュニケーションセンター, 助教授 (50340427)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
T・S Greer 神戸大学, 国際コミュニケーションセンター, 助教授 (10320540)
山内 真理 神戸海星女子学院大学, 国際英語メディア学科, 講師 (40411863)
村上 正行 京都外国語大学, マルチメディア教育研究センター, 講師 (30351258)
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Keywords | スタディ・スキルズ / 大学初年次(導入)教育 / 英語教育 / プレゼンテーション能力 / メディア・リテラシー / カリキュラム開発 / 教材開発 / コンピュータ・リテラシー |
Research Abstract |
本研究は、新しい時代の大学英語教育のあり方を模索する一つの研究として、大学導入教育レベルにおける英語によるスタディ・スキルズ(学習技術;study skills)の習得を目指した教授と学習に関する基礎的研究を行いつつ、教材開発をおこなうものである。 今回の申請では、大学入学時の導入教育(とくに大学1年生時の前期・後期を想定)における英語によるスタディ・スキルズ育成のための、カリキュラム・シラバスの策定およびマルチメディアの積極的な活用を念頭に置いた教材の作成、授業運用をめぐるノウハウの蓄積を行う。 平成17年度には、大学入学時の導入教育(とくに大学1年生時の前期・後期を想定)における英語によるスタディ・スキルズ育成のための、カリキュラム・シラバスの策定およびマルチメディアの積極的な活用を念頭に置いた教材の作成、授業運用をめぐるノウハウの蓄積を遂行するため、以下の諸点を念頭に置いて研究を進めてきた:(1)教材開発の基本方針に関する議論、開発教材のラインナップの決定、(3)開発教材および研究方法の特色に関する議論。 こうした議論を踏まえて、平成17年度は、次の研究、調査、教材開発を行ってきた:(1)国内外における導入教育の「外国語」科目での実施状況に関する実態調査(オーストラリア・メルボルン大学における初年次教育について情報を収集、意見交換を行った他、国内外のスタディ・スキルズ関係の書籍および教材の収集を行った)、(2)カリキュラム・シラバス案の策定、(3)第1次教材作成(具体的な、教材作成、コンテンツ開発に着手し、数回研究会を開催し、原稿・内容を検討した。テキスト本文の執筆には全員が関わっているが、とくに(a)英文法に関する部分の執筆(山内)、(b)ボキャブラリーに関する部分の執筆(横川)、(c)メディア・リテラシーおよびコンピュータ・リテラシーに関わる部分の執筆(村上、内田)、(d)英語によるリスニング・スピーキング活動に関わる部分の執筆(グリア)といったように、各研究者の研究成果が活かせるように配慮した)。
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