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2005 Fiscal Year Annual Research Report

教師の成長に寄与する外国語授業研究法の開発と重層的授業研究データベースの構築

Research Project

Project/Area Number 17520390
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionKobe City University of Foreign Studies

Principal Investigator

玉井 健  神戸市外国語大学, 外国語学部, 教授 (20259641)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 野村 和宏  神戸市外国語大学, 外国語学部, 教授 (00149618)
吉田 達弘  兵庫教育大学, 言語系教育講座, 助教授 (10240293)
今井 裕之  兵庫教育大学, 言語系教育講座, 助教授 (80247759)
泉 恵美子  大阪商業大学, 総合経営学部, 助教授 (10388382)
Keywords英語教育 / 教師論 / 教育評価 / 教育調査法 / 人材開発・開発教育 / 教師教育
Research Abstract

本年は研究初年度ということで共同研究と個人研究を並行して行った。共同研究は、基本的概念確立のための学習と意見交換を目的に月一回のペースで研究会を行い、それぞれのメンバーがテーマを提出し、調査対象とする校種での授業研究のあり方について議論し、意見交換を通じて理解を深めた。
その結果、授業研究法としては「教師の成長」を促す、あるいはそれに積極的に関わる授業研究法を追求すること、データベースとしては、単なる実践記録ではなく、教師の成長の記録としてその過程を様々な角度から複層的に検証し得る構成・形式にすることが明確にされた。本データベースは、教師の成長過程を検証しえる、という点でいわゆる「達人モノ」とは全く性質を異にするものとなる。
具体的には、各自の授業研究はそれぞれDVD化されるものとし、データ構成としては、授業映像だけでなく、教師の授業観を反映する資料としての指導案、日々の内省の産物であるジャーナル・テキスト、対象教師への研究者によるインタビューおよびその文字データが組み合わされ、多少の解説を加えるものの、見る者に自由な解釈・議論を許すスペースを持たせた、教材的な性質を持つデータベースになることが確認された。野村により、すでにいくつかのデータベース試作品が作成されている。
この間、各自、目標とする研究組織でのデータ採集を続けた。実績発表としては、「教師が変わる授業研究」と題したフォーラムを全国英語教育学会北海道大会で、玉井、吉田、今井、泉さらに現場から教師2名の参加を得て行った。また、3月15日よりフロリダ州タンパで行われるTESOLにおいて玉井と吉田がそれぞれフォーラムにおいて発表を行った。
次年度は、本年度の議論をもとに各自の絞り込んだテーマを確定し、授業研究データの本収録を開始する予定である。

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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