2006 Fiscal Year Annual Research Report
出土文字資料の再調査と集成よりみた古代地域史の研究-古代越後・佐渡国域を例に-
Project/Area Number |
17520461
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Research Institution | Niigata Prefectural Museum of History |
Principal Investigator |
藤森 健太郎 新潟県立歴史博物館, 学芸課, 研究員 (00373473)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小林 昌二 新潟大学, 大学院現代社会文化研究科, 教授 (30036470)
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Keywords | 日本史 / 古代 / 出土文字資料 / 墨書土器 |
Research Abstract |
今年度は、新発田市(旧豊浦町)曽根遺跡、南魚沼市(旧六日町)長表遺跡、佐渡市(旧真野町)高野遺跡・同(旧金井町)本屋敷遺跡等、平成3年度の和島村八幡林遺跡遺物報告より以前の報告に係る諸遺跡出土墨書土器について、集成作業に入った。 すなわち、これら資料を借用、新潟県立歴史博物館に保管した上で、(1)実測・トレース(今回新発見ないし報告書記載漏れ資料が対象)、(2)写真撮影(原則として対象墨書土器全点)、(3)土器トレースと写真を合わせる(トレース合わせ)、(4)資料データのカード記入、を実施した。 18年度中には、曽根遺跡出土の資料等について上記の作業を完了したが、19年度に残りを実施し、チェックした上で集成する。 集成した結果を公開する方法についても検討し、これを実現する予定である。
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