2007 Fiscal Year Annual Research Report
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17530018
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| Research Institution | Shizuoka University |
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Principal Investigator |
笹沼 弘志 Shizuoka University, 教育学部, 教授 (70283322)
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| Keywords | 社会的排除 / 立憲主義 / 人権 / 日本国憲法 / 自立の支援 / ホームレスの人々 / 社会総合 / 社会権 |
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| Research Abstract |
本年度は,社会的排除に関する比較憲法学的研究についてのとりまとめを行った。
1.日本における社会的排除に関する現状と課題について
日本における雇用,社会保障等における社会的排除の現実についての研究成果を踏まえ,日本における社会的排除の特徴を明らかにし,その克服に向けた課題を明らかにした。
また,2007年は2002年に制定されたホームレス自立支援法の見直しの年に当たっており,3月に公表された全国調査およびその報告書の分析検討を中心に日本における社会的排除の現状を検討した。
2.欧米,特にアメリカ合衆国における社会的排除の現状と課題について
欧米における社会的排除に関する文献研究,及び昨年度実施した米国における現地調査を踏まえ,欧米,特に米国における社会的排除に関する現状とその特徴を明らかにした。
3.日米両国における社会的排除の特質と社会統合に関する比較憲法学的研究の課題の整理と成果のとりまとめ
1,2を踏まえ,日米両国における社会的排除の特質と社会統合に関する比較憲法学的研究の課題の整理と成果をとりまとめた。
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