2008 Fiscal Year Annual Research Report
産業の成長と衰退に関する歴史分析-日本の綿糸紡績業の事例から
Project/Area Number |
17530267
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
渡辺 純子 Kyoto University, 経済学研究科, 准教授 (90261271)
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Keywords | 繊維産業 / 綿糸紡績業 / 綿工業 / 戦後復興期 / 高度成長期 / 貿易摩擦 / 産業調整 |
Research Abstract |
本研究は、日本の綿糸紡績業を事例として、産業の成長と衰退に関する歴史分析を行うことを目的としている。対象とする時期は1890年代から1980年代までであり、日本で綿糸紡績業が国際競争力を持つ産業として成長し、次第に衰退していくプロセスがカバーされている。 本年度は、研究計画に基づき、以下のような研究成果を出した。 ・戦後復興期の企業間競争に関する論文の執筆・発表 ・戦後復興期〜高度成長期における通産省の需給調整政策に関する論文の執筆・発表 ・戦前〜戦後の企業財務に関する論文の執筆・発表 このほか、年度内刊行には至らなかったが、当該テーマに関するこれまでの論稿を編纂し、大幅に加筆修正した著書(単著)の執筆を行った.
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