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2007 Fiscal Year Annual Research Report

「小集団営農」の可能性:現代農村における新たな営農志向の集合的な形成と展開

Research Project

Project/Area Number 17530357
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

徳川 直人  Tohoku University, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (10227572)

Keywords社会学 / 農村社会 / 小集団 / 営農志向 / 集合過程
Research Abstract

今年度は計画に従って本格的なインタビュー・資料収集を続けたが、フィールドワークには部分的な遅れも生じた。これは研究代表者の健康上の不安が原因であり、回復を待って集中的にとりくむことを余儀なくされたためである。現在、不安はほぼ除去されているので、遅れながらも研究は進展している。
すなわち、1)北海道東部の酪農地帯については、農家の学習・交流活動と、新たな営農志向の形成について、いっそう詳しく追加的な現地調査を実行することができた。が、しかし、2)山形県庄内地方の集落営農については、一昨年に機関調査とインフォーマント聴取をおこなったあと、冒頭の理由から時機を逸したため、進展させることができなかった。また、3)北海道北空知地方については再エントリーすることができなかった。ただし、4)質的分析法や研究倫理の具体的展開については、大きな進展があった。つまり、最新の知見について研究を進めていたところ、世界的にも今日的なスタンダードと見なされる辞書Dictionary of Qualitative Inquiryの邦訳・出版計画に参加することができた。
現在のところ、1)については著書の執筆をめざした資料整理やデータ解析、4)については具体的な翻訳作業が進展している。2)と3)は、どの程度まで進めるのか再検討が必要となっている。

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Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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