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2005 Fiscal Year Annual Research Report

非行少年の家族が直面する諸問題についての調査研究

Research Project

Project/Area Number 17530359
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

土井 隆義  筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 教授 (60217601)

Keywords非行少年 / 加害者 / 被害者 / 家族問題
Research Abstract

本年度は、研究課題の採択が追加枠によって行なわれたため、資金の運用開始がかなり遅れ、本格的な調査の実施にまでは至らなかった。そのため、来年度以降の調査のための資料づくりと、本調査へ向けたパイロット的な調査のみを行なった。
具体的には、まず第一に、家族関係に問題を抱えて逸脱行為に走ったインフォーマントに面会して聞き取り調査をおこない、問題点の抽出作業を行なった。また、少年院を退所してすでに更生している元非行少年から、非行に至るまでの家庭環境と、少年院に入所してからの残された家族の状況、および本人が少年院を退所してからの家庭環境の変化などについて聞き取り調査を行なった。
さらに、本報告書の提出時にはまだ未実施であるが、3月末に開催される予定の「非行少年の親の会・全国集会」への参加手続とその準備を現在は行なっている。この集会には、非行少年を抱えた家族が全国から集まり、それぞれの抱えている問題を話し合うためのものであり、ここでかなり詳細な聞き取り調査を行なうことができると期待している。
また、調査作業と同時並行して、非行少年を抱えた家族の抱える問題点を把握し整理するために、一般の著作物や雑誌を各方面から入手し、その内容分析の作業も進行させている。

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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