2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17530374
|
Research Institution | Saitama Prefectural University |
Principal Investigator |
加藤 朋子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 講師 (80315720)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊元 勝美 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 講師 (90336496)
|
Keywords | 精神障害者 / 生活史 / 語り / 認識 / 関係性 |
Research Abstract |
Iインタビューを実施し,ライフヒストリーを聞き取る.(2005年4月〜2006年3月) すでに,依頼ずみの精神障害者25名にインタビューを実施した.聞き取りは1人の対象者に対して,2時間から3時間,共同研究者2人で実施した.再度,電話で調査の内容を説明し依頼したのち,対象者の指定した場所に出向いてインタビューを実施した.インタビューの冒頭には,調査の趣旨,プライバシー保護への配慮を説明し,あわせて録音の許可も得た.インタビューの内容は,生活史を語ってもらうよう依頼するが,基本的には語りたいことを語ってもらった.しかし,15年度の研究により,インタビューを重ねるに連れ,語り手がくり返す語りに共通牲がみられることが判明しているので,そのトピックについてはたずねた。インタビュー実施地域は,福岡県,佐賀県,山形県,北海道,東京都で実施した.インタビュー対象者25名には,謝金を支払った. IIテープおこし・原稿チェック(2005年4月〜2006年3月) インタビュー終了後は,全記録を文章化する.テープを文章化するのは,研究者自身とテープおこしボランティア(1時間テープ5000円)に依頼した.2006年3月現在,23名終了. IIIデータ整理・対象者から確認をとる(2005年4月〜2006年3月) テープおこしの原稿をよみかえし,内容や固有名詞など確認し,時系列順に内容を表すテーマを付けまとめなおした.対象者に内容や論文にとりあげてよいか,原稿を郵送し確認した.2006年3月現在,10名確認済み.
|
Research Products
(1 results)