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2006 Fiscal Year Annual Research Report

電子アンケート用HTML&CGI生成プロセッサによる社会調査に関する研究

Research Project

Project/Area Number 17530390
Research InstitutionTeikyo University

Principal Investigator

池 周一郎  帝京大学, 文学部, 助教授 (20246060)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 石井 秀夫  帝京大学, 文学部, 助教授 (30168174)
菅野 博史  帝京大学, 文学部, 講師 (80276758)
大浦 宏邦  帝京大学, 経済学部, 助教授 (60297116)
加藤 彰彦  明治大学, 政治経済学部, 助教授 (70287936)
八ツ橋 武明  文教大学, 情報学部, 教授 (30239785)
Keywords電子アンケート / HTML&CGI自動生成プロセッサ / 自動コーディング / 調査媒体による調査の差異
Research Abstract

本年度は,前年度の研究により安定度を増した,Webを介して実施する電子アンケートを作成する支援システムHCGene(具体的には簡易言語によって定義されたアンケート定義ファイルからHTMLファイルとCGIファイル,コーディングブック等を自動生成する機能を有する)をいっそう成熟したものとする為,実際に中央調査社に依頼して社会調査を実施し,従来から実施されている紙という媒体との比較検討を行った.同時に,実査に使うことにより始めて明らかになるさまざまな問題に関して細かな修正を支援システムに加えた.
支援システムHCGene(HTML & CGI Generator)のソフトウェアとしての本年度の最大の改良点は,スケール変数の収集のためにJava Appletを利用するバージョンを追加し,日本語表示とより利用しやすい環境を整えた点である.また,回答結果の秘匿を目指した機能も追加された.このJava Appletバージョンを用いて50名のサンプルに調査員にノートPCを携帯させ,PHSによってIP接続を実現し社会調査を実施した.このWeb上の調査票は現在も池研究室のサーバから閲覧し回答することができる.(URL : httP://sociology.main.teikyo-u.ac.jp/E-enquete/DRM.html)
「調査協力者(回答者)のプライバシーを保護し,かつ答えやすくするという目的で,紙より電子アンケートという媒体が有益な点があるのではないか」という,前年度に予想された問題については,概ね予想に沿った結果を得たが,詳しい分析は次年度の課題である.電子的な媒体によるデータ収集の特性に関してその他にも興味深い知見をえている.これらは来年度に詳細に分析されるだろう.また,調査員の回収状況をほぼリアルタイムでモニタできることが判明し,Web経由での調査は調査の管理にも有効なものであると期待されることが判った.
システムの変更によってマニュアルの修正や調査員への調査時の手引きが必要なことが判明したが,これも次年度の課題である.
研究成果の発表としては,些か副次的ではあるが,スケール変数の収集を検討する過程で得られたデータを活用して言語処理学会のジャーナル『自然言語処理』に「Affect Control Theoryと自然言語処理」を発表している.
本年度も授業で学生に試験的支援システムを使用してもらったが,相変わらず生成プロセッサのコマンドラインのインタフェースは,利用に際して非常な負担である.Generatorのインタフェースの改良は余り前進しなかった.

  • Research Products

    (1 results)

All 2007

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] Affect Control Theoryと自然言語処理2007

    • Author(s)
      池 周一郎, Heman Smith, Andreas Shneider
    • Journal Title

      自然言語処理 Vol.14,No.3(未定)

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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