2007 Fiscal Year Annual Research Report
大学設置基準大網化以降の社会学教育課程変容の知識社会学的研究
Project/Area Number |
17530405
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Research Institution | University of Marketing and Distribution Sciences |
Principal Investigator |
栗田 真樹 University of Marketing and Distribution Sciences, サービス産業学部, 教授 (10258262)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宇田川 拓雄 北海道教育大学, 教育学部・函館校, 教授 (30142764)
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Keywords | 社会学 / 知識社会学 / 体験型・実習型授業 / 社会調査 / 社会学教育 |
Research Abstract |
1大学教育、社会学教育、体験型・実習型授業に関する文献、情報、社会学に関するシラバス、カリキュラム、現代GPなどの社会学に関連する教育事例を収集し、知識社会学的に整理した 大学教育とくに大学設置基準の大綱化の議論、社会学教育とくに社会調査・社会調査実習に関する議論、体験型・実習型授業に関する議論を整理するため、文献を収集するとともに、情報収集のために、さまざまな学会(関西社会学会、日本社会学会等)に参加した。また、社会学に関するシラバス、カリキュラムを収集し、整理した。さらに、現代GPなどの社会学に関連する教育事例を収集、整理した。 2関西を中心とする大学高等教育センターを訪問し、大学教育に関するヒアリングを行なった 大阪大学、京都大学、名古屋大学の高等教育センターを訪問し、各大学における教育の問題点に関するヒアリングを行った。これらの高等教育センターは現在は教員のFD活動を中心に行なっており、地方国立大学や私立大学の抱える問題とは性質が異なることが明らかになった。また、大学教育に関する研究会に参加し、社会学教育、特に大学院における社会調査教育に関する情報収集するとともに議論を行った。大学院教育については始まったばかりであり、今後のカリキュラムの検討が待たれるところである。 3研究会を開催し、議論、意見交換を行なった 2007年8月、2008年2月に研究会を開催し、社会学教育に関する意見交換と議論を行なった。2008年2月には、講師として、北海道教育大学教育学部函館校講師内田啓太郎氏を招聰した。
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