2005 Fiscal Year Annual Research Report
ホームレス自立支援事業における小規模型支援施設のあり方・援助に関する研究
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17530444
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Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Research Institution | Osaka University of Health and Sport Sciences |
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Principal Investigator |
加美 嘉史 大阪体育大学, 健康福祉部, 講師 (20340474)
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| Keywords | 社会福祉関係 / ホームレス / 自立支援 / 生活問題 / 社会的孤立 / 就労支援 / 地域生活支援 / 小規模型支援施設 |
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| Research Abstract |
平成17年度については研究実施計画に基づいて、(1)ホームレス自立支援事業として運営されている小規模型支援施設の情報収集と、(2)小規模型自立支援センター「京都市自立支援センター」入所者への聞き取り調査などを中心に行った。
まず小規模型支援施設の情報収集のための研究活動として、平成17年8月25日〜26日に福岡県北九州市で「NPO北九州ホームレス支援機構」が運営している自立支援住宅および自立支援センターを訪問した。そのなかで今回は、(1)自立支援住宅における支援に関する情報収集、(2)自立支援センターにおける支援プログラム等に関する情報収集を中心に行った。特にNPOが運営する「自立生活サポートセンター」における居宅確保後の支援プログラムについては他都市における自立支援事業においても学ぶべき要素が多く含まれていた。
ついで平成18年2月6日〜7日に定員20名(平成17年度現在)の小規模型自立支援センターとして運営されている京都市自立支援センターにおいて入所者への聞き取り調査を実施した。今回の調査は入所者の就労・健康・生活状況、退所後の地域生活支援、自立支援センターの課題などについて、質的調査よって明らかにすることを目的として実施した。
調査ではセンター入所者からじっくりと話を聞かせていただくことに主眼を置き、調査員はひとりの聞き取りに際して平均1時間半から2時間近くをかけてインタビューを行った。そのなかでセンターにおける入所者の生活状況、就労支援などの現状と課題、また退所後における支援のあり方などについて、入所者の生の声の聞き取りを行った。なお今回の調査結果については「京都市自立支援センター入所者聞き取り調査報告」として冊子にまとめてある。
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