2005 Fiscal Year Annual Research Report
地域防災コミュニティの活性化支援と家庭内防災力の向上に関する研究
Project/Area Number |
17530465
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Research Institution | Poole Gakuin University |
Principal Investigator |
西道 実 プール学院大学, 国際文化学部, 教授 (50280110)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松井 豊 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (60173788)
水田 恵三 尚絅学院大学, 総合人間科学部, 教授 (70219632)
田中 優 大妻大学, 人間関係学部, 助教授 (40316914)
清水 裕 昭和女子大学, 人間社会学部, 助教授 (70246007)
福岡 欣治 静岡文化芸術大学, 文化政策学部, 助教授 (80310556)
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Keywords | 防災 / 地域防災 / 自主防災組織 / 防災福祉コミュニティ / 防災活動 |
Research Abstract |
本研究は地域の自主防災組織を中心とした地域防災コミュニティの活性化と家庭内における防災力の向上を支援することを目指した研究である。計画は2カ年で構想され,本実績報告は,その1年目の実績にあたる。本年度の目的は,地域防災コミュニティに対する支援方法の検討と家庭内防災力の現状把握にあり,この目的のために4つの研究活動-1)地域防災の活動支援ツール(STEP)の施行実施(対象:東京都世田谷区の地域自主防災組織,参加者:150名,対象:横須賀市の一般住民,参加者:20名,対象:横浜市の一般住民,参加者:23名,対象:日本社会心理学会の会員,参加者:約16名,対象:防災関係企業の社員,参加者:11名),2)自主防災組織の現状に関するヒアリング(東京都世田谷区2地区,神戸市東灘区1地区,灘区2地区,中央区1地区,兵庫区4地区,西区1地区),3)家庭内防災に関するアンケート調査(対象:神戸市全域での層化多段抽出法による1350件,配布回収方法:郵送),4)新潟中越地域におけるヒアリング調査(対象:発災当時,長岡市や小千谷市周辺で開設された避難所15箇所の代表者への追跡調査および小千谷市役所職員および当時避難所運営をしていた担当者)-を実施した。これらの研究活動から地域防災の活動支援を目的とする支援ツール(STEP:広域災害時の避難所運営訓練システム)の有効性が検証され,本プログラムが実用レベルに達したことが確認できた。ただし,システム内で使用している画像については,個人情報保護法や著作権法との関連で検討を要する部分がある。アンケート調査とヒアリング調査のデータは,現在整理・分析中であり,その結果は今年度の学会等で順次報告する予定である。
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Research Products
(1 results)