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2005 Fiscal Year Annual Research Report

文系学生に対する心理統計教育について〜調査,指導法の開発,そして評価〜

Research Project

Project/Area Number 17530478
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

山田 剛史  岡山大学, 教育学部, 講師 (10334252)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 村井 潤一郎  文京学院大学, 人間学部, 助教授 (50337622)
杉澤 武俊  大学入試センター, 研究開発部, 助手 (30361603)
栗田 佳代子  大学評価学位授与機構, 評価研究部, 助手 (50415923)
Keywords教育系心理学 / 教育工学
Research Abstract

本研究の目的は,次の3つのプロジェクトを有機的に連携させながら全体の研究を進めていくことにある.
プロジェクト1:資料の調査・質問紙調査.
プロジェクト2:指導法・テキストの研究・開発.
プロジェクト3:評価のためのデータベース試作品開発.
本年度(平成17年度)は,特にプロジェクト1と3を中心に情報収集及び調査・研究を行った.
「資料の調査」として,主要な心理統計のテキストを対象に,評価の観点の洗い出しと,用語の抽出を行った.
また,心理統計教育について現状把握のため質問紙調査を実施した.具体的には,心理統計教育に従事した経験のある方15名を対象に調査を行った.調査内容は「担当した心理統計に関連する授業について回答を求める」ものであり,担当授業で困っている点,授業における工夫等について尋ねた.この調査の結果は,第47回日本教育心理学会総会(北海道浅井学園大学)にて発表された.現在,調査結果及び発表へのコメントをもとに,質問項目を洗練させ,本調査の質問項目を確定させつつある.さらに調査項目の改善のために,2つの大学の授業において試行的に調査を実施した.これらの結果を踏まえ,最終的な質問項目を決定させることになる.以上の成果を基に,次年度は本調査を実施する予定である.以上が,プロジェクト1に対応する部分である.
また,心理統計共通テスト作成のための準備として,本研究組織に所属する研究者が担当している心理統計の講義を利用した実験を行った.これは異なる大学の間で,授業の単位認定のために実施される期末テストに,共通の問題を出題し,その結果を比較検討するというものであった.そして,さらに,データベースサーバー構築のための機器を購入し,テストの分析結果を保存するためのデータベースの試作品開発のための環境を整備した.
以上が,プロジェクト3に対応する部分である.

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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