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2006 Fiscal Year Annual Research Report

国際バカロレア・プログラムにおける教科外活動の位置づけと評価方法に関する研究

Research Project

Project/Area Number 17530601
Research InstitutionNational Institute for Educational Policy Research

Principal Investigator

河合 久  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター基礎研究部, 総括研究官 (30214589)

Keywords国際バカロレア / 課題論文 / 知識の理論 / CAS / 評価 / AP
Research Abstract

「課題論文(Extended Essay)」、「知識の理論(Theory of Knowledge)」、「Creativity、Action、Service(CAS)」は国際バカロレア(IB)のディプロマ・プログラムのコア(核)となるもので、ディブロマ取得のための3つの要件である。これら3つの要件についての内容と評価方法等を国際バカロレア機構(IBO)が提供している資料及び訪間調査により明らかにした。
3つの要件の内容や評価基準についてはIBOが提供しているそれぞれのガイドブックに詳細が記されている。また、IBプログラムの評価についての考え方や評価方法の手順等の全貌の理解についてはIBの評価に関する論文(DiplomaProgramme assessment Principles and practice)とIBコーディネーター必携のVade Mecumが有用であった。
国際バカロレア機構のホームページや世界のIB校からのインターネットによる情報発信からも有用な情報が得られた。さらに、2005年から2006年にかけてIBプログラムに関する一般図書が次々に発行され、それらからもより詳しい内容を知ることができた。
国際バカロレア機構は4つの地域事務所を設けているが、18年度はシンガポールにあるアジア太平洋地域事務所とニューョークの北米地域事務所を訪間した。シンガポールではCASの活動内容と評価方法について主に情報を得た。ニューヨークではIBブログラムの位置づけについての情報を得た。米国では多くの公立校がIBプログラムを導入していて、財政面での公的な支援もある0大学においても、IBプログラムは高い評価を得ていて、多くの大学でIBの教科を大学の単位として認めている。しかし、課題もいくつか抱えている。IBプログラムの今後の方向性を決める北米戦略計画を入手したので翻訳して報告書に収めた。

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Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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