2005 Fiscal Year Annual Research Report
教育実践という視点を核にした一般情報教育を体系的に学ぶWeb教材の開発とその評価
Project/Area Number |
17530658
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Osaka Kyoiku University |
Principal Investigator |
橋本 孝之 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (30026273)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木下 百合子 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (10169914)
佐藤 隆士 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (20124117)
藤田 修 大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (10324881)
倉本 香 大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (90314442)
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Keywords | 教育実践 / 情報教育 / Web教材 / 開発 / 評価 |
Research Abstract |
教員養成系大学の学生に「情報に関する教育の枠組み」を理解させるために、下記の3項目について研究した。 1 学習項目の整理と設定を図った[全員が担当] 学習項目は、教員養成系大学・学部の学生が将来教員になった時に必要と考えられる基礎的な知識と規定した。 2 設定した学習項目の階層構造化を図った[各自が役割分担に従って担当後、全員で総合的に検討した] (1)「学術的(教科書的)な視点」からの階層構造化 学習項目を「学術的(教科書的)な視点」から「(1)情報活用の実践力[橋本が担当]」、「(2)情報の科学的な理解[佐藤・藤田が担当]」、「(3)情報社会に参画する態度[木下・倉本が担当]」の3本の柱が持つ意味に応じて分類した。 (2)「教育実践的(教育現場的)な視点」からの階層構造化 「I 基礎的情報活用能力[橋本が担当]」、「II 教育実践的マルチメディア活用能力[藤田が担当]」、「III 教育実践的ネットワーク活用能力[佐藤が担当]」、「IV 情報社会の教育的視点からの理解[木下・倉本が担当]」それぞれの柱が持つ意味や、教育現場における様々な実践例などを参考に、どのような学習展開(学習項目の流れ)があるのか、そしてそれぞれの学習項目がどのような位置づけで学習展開されているのかについて検討し、階層構造化を図った。 3 学習項目の解説内容を検討中である[各自がそれぞれの分担分について検討中である] 約400項目に及ぶ学習項目それぞれについて、「内容の解説」および「相互関連の解説」を作成中である。なお、インターネット上で公開されている既存の公的関連情報も、リンクを張り、積極的に活用する予定である。
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