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2005 Fiscal Year Annual Research Report

アンモニア水溶液の熱力学性質に関する研究

Research Project

Project/Area Number 17560194
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionKanagawa Institute of Technology

Principal Investigator

小口 幸成  神奈川工科大学, 学長 (50051602)

Keywordsアンモニア水溶液 / 熱力学性質 / 状態方程式 / pVTx性質
Research Abstract

アンモニア水溶液は、低温度差からの廃熱回収用新媒体として国際的に期待されている物質であるため、研究代表者は国際水・蒸気性質協会からの要請もあり、アンモニア水溶液の熱力学性質について4年間にわたって研究を継続してきた。その過程から、重点的に研究すべき問題が鮮明となり、本研究課題となっている。
本年度の研究実績は以下のとおりである。
1.アンモニア水溶液の液体状態での充填には、水を加圧充填するために高圧ハンドポンプが必要である。従来使用していた高圧ハンドポンプが使用中に破損したため、新規に購入した。
2.従来実施していたアンモニア水溶液のpVTx性質の実験結果を、論文として発表した。
3.pVTx性質の実験研究を、アンモニアの組成50.4〜52.2mol%、温度295〜308K、圧力0.29〜17.17MPa、密度818〜825kg/m^3の各範囲において49点の実測値を得た。
4.定容比熱の実験装置を設計製作するため、最も重要な熱損失量の推定方法の検討を行った。
5.水・蒸気性質協会において制定されたアンモニア水溶液の国際式について、実用可能な形にFORTRANプログラムを開発した。
6.状態式作成にもっとも重要な情報は、気液平衡状態における熱物性値である。次年度の実験計画のため前述5のプログラムを使用して、実験計画を立案した。

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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