2006 Fiscal Year Annual Research Report
簡易位置センサ・位置センサレス駆動制御用磁気支持形リニア同期モータの状態推定方法
Project/Area Number |
17560249
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
古関 隆章 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 助教授 (20211899)
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Keywords | オブザーバ / 位置検知 / マルチレートサンプリング / 状態推定 / リニアモータ / リニア同期モータ / 駆動制御 / 制御工学 |
Research Abstract |
本申請研究における、簡易形位置センサとは、粗い位置情報しか得られないセンサを意味する。具体的には (1)安価なリニアエンコーダ (2)ホールセンサを少数電機子に取り付けることによるエンコーダの代替位置検出システム (3)スロット数の可動子検出コイルと積算誤差リセットのためのホールセンサによる検知、などを意味している。 平成19年度には、適用対象として限定したリニア同期アクチュエータの設計、試作を行い、まずは十分な精度を持つ得リニアコーダからの情報をもとに基本的駆動試験を行った。そして、センサをどこに取り付けるとシステム構成上有利か、という問題を基本的に検討した。すなわち、小型、高推力の新構造の永久磁石形リニア同期モータを主たる適用対象とし、リニアモータの位置制御よび実験検知の研究を行い、今後デュアルサンプルオブザーバ理論に基づく位置推定実験を行うための基礎を固めた。一方、コンピュータビジョンの応用については、当初予定よりも遂行が遅れ、実質的な研究、実験のための作業は進んでいないが、基礎的な背景技術の調査と、実験にむけた機材の調達を行った。
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Research Products
(4 results)