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2005 Fiscal Year Annual Research Report

遺伝子改変微性物、植物細胞を用いた新規有用化合物の創製及びその生理活性の検討

Research Project

Project/Area Number 17580098
Research InstitutionJapan Women's University

Principal Investigator

新藤 一敏  日本女子大学, 家政学部, 助教授 (80350180)

Keywordsdioxygenase / P450 / flavones / aromatic compounds / 1,2-diol / antioxidant activity
Research Abstract

1.biphenyl分解経路:本年度は、bphA(1-22)、bphA(2-2)、bphA(1049)を用いた物質変換に着手した。bphA+bphBによる変換を行い、1,2-diol(catechol)構造を有し、優れた抗酸化活性を有する新規化合物の創製を試みた。基質としてbphA(1-22)、bphA(2-2)については7種の市販フラボンを用いて変換実験を実施した。結果、bphA(1-22)とbphA(2-2)の間に基質特異性の差は認められなかったが、これらを用いることにより、bphA(2072)+bphB変換では得られなかった新たな変換物を3種得ることができた。そのうち1つは新規フラボンであった。bphA(1049)に関しては、種々の複素芳香環化合物を用いてbphA+bphB変換実験を行った。この結果、やはりbphA(2072)+bphB変換では得られなかった新たな変換物を5種得ることができた。
2.O-xylene oxygenase遺伝子を組み込んだ大腸菌を用いてnaphthalene類の変換を行った。多くのメチル置換ナフタレン類を1,2-dihydrodiolに変換する能力を有することを明らかにすることができた。
3.P450による微生物変換:ノカルディア科Hou-blue株より保存領域を利用してCYP153ファミリーに属する新規P450遺伝子(P450HB153)を単離した。本P450遺伝子をpREDベクターにより大腸菌で機能発現させたところ、P450HB153は同ファミリーのP450balk(CYP153A13a)が変換できない2-n-butyl benzofuranを基質としてアルキル基の末端に水酸基を導入できることを明らかとすることができた。
4.1の研究で得られた変換化合物について、(1)ラット脳脂質過酸化抑制作用、(2)ラット脳神経細胞ハイブリドーマ(N18-RE-105)に対するグルタミン酸死抑制作用、を用いて優れた抗酸化作用を有するか否か検討した。その結果、すべての変換物が基質と比較して優れた抗酸化作用を有することを見出した。

  • Research Products

    (1 results)

All 2005

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] Isolation and Characterization of o-Xylene Oxygenase Genes from Rhodococcus opacus TKN142005

    • Author(s)
      Takahiro Maruyama
    • Journal Title

      APPLIED AND ENVIRONMENTAL MICROBIOLOGY 71(12)

      Pages: 7705-7715

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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