2006 Fiscal Year Annual Research Report
肉牛における脂肪交雑粒子の細かさを利用した不飽和脂肪酸含有量の画像解析による推定
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17580230
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| Research Institution | Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine |
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Principal Investigator |
口田 圭吾 帯広畜産大学, 大学院畜産学研究科, 教授 (50271747)
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| Keywords | 黒毛和種 / 画像解析 / 融点 / モノ不飽和脂肪酸割合 |
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| Research Abstract |
食肉に関するモノ不飽和脂肪酸割合や融点(以下、MUFA割合等)の理化学的分析は、サンプル採取で肉に傷をつけることや時間と費用がかかるなどの問題があり、非破壊的かつ簡単・迅速・低コストにMUFA割合等を推定する方法の開発が望まれる。本研究の目的は、高精細枝肉撮影装置で撮影した枝肉横断面画像の解析から、筋肉内脂肪のMUFA割合等を推定することである。材料として、黒毛和種間接検定材料牛、黒毛和種一般肥育牛、ホルスタイン去勢肥育牛、褐毛和種肥育牛を用いた。ミラー型枝肉横断面撮影装置で得られた高精細枝肉横断面画像を詳細に解析し、脂肪交雑のあらさや細かさなどの評価値を利用することで、MUFA割合等を推定した。どの材料牛を用いても、比較的高い精度で推定可能であったが、調査日の影響が強く、一つの推定式ですべてを説明することはできなかった。調査日の影響を排除するための枝肉温度情報(レーザによる非接触温度計)の利用は有効であり、決定係数を約20%向上させる効果があることが確認できた。
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Research Products
(5 results)
