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2005 Fiscal Year Annual Research Report

大腸癌におけるアンギオポエチンとTie受容体の発現と増殖・浸潤における役割

Research Project

Project/Area Number 17590351
Research InstitutionNagasaki University

Principal Investigator

中山 敏幸  長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 講師 (30284673)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 温 春陽  長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助手 (80346957)
関根 一郎  長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (60039922)
Keywords大腸癌 / アンギオポエチン / Tie / 浸潤 / 分化度
Research Abstract

1.ヒト大腸癌パラフィン固定組織標本96例を用い、免疫組織化学染色を行い、組織でのアンギオポエチン(Ang)-1,2,4とTie-1,2受容体の発現と臨床病理学的指標との相関関係を検討した。各蛋白の陽性率は、Ang-1(86.5%,83/96),Ang-2(92.7%,89/96),Ang-4(79.2%,76/96),Tie-1(90.6%.87/96),Tie-2(95.8%,92/96)だった。統計学的処理を行った結果、各染色の陽性率と組織型(分化度)、腫瘍浸達度、脈管浸潤等との関連が認められた(p<0.05)。
2.ヒト大腸癌培養細胞(Colo201,Colo320DM,Lovo,SW837,DLD-1)を用いて蛋白質を抽出し、Western blot法にてAng-1,2,4とTie-1,2の発現を検討した。各蛋白の発現が認められ、細胞の種類により発現量の違いが認められた。
3.ヒト大腸癌培養細胞を用いてRNAを抽出し、RT-PCR法にてAng-1,2,4とTie-1,2の発現を検討した。各RNAの発現が認められ、細胞の種類により発現量の違いが認められた。
4.ヒト大腸癌手術組織を用いてtotal RNAを抽出し、RT-PCR法にてAng-1,2,4とTie-1,2の発現を検討した。各RNAの発現が認められ、個体により発現量の違いが認められた。腫瘍浸潤部の組織にて、腫瘤表層部よりやや強い発現が認められた。

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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