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2006 Fiscal Year Annual Research Report

中高年における眼底の細動脈硬化とうつ状態の関係 職域コホート5年後の追跡

Research Project

Project/Area Number 17590557
Research InstitutionToho University

Principal Investigator

井原 一成  東邦大学, 医学部, 講師 (10266083)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 城川 美佳  東邦大学, 医学部, 助手 (10177785)
藤城 有美子  人間総合科学大学, 人間科学部, 講師 (40318283)
田中 克俊  北里大学, 大学院医学系研究科, 助教授 (30365176)
Keywords眼底検査 / うつ病 / うつ状態 / CES-D / 職業性ストレス / 細動脈硬化
Research Abstract

本研究は、中高年男性における眼底の細動脈硬化とうつ状態との関連を明らかにするためにコホート研究の追跡調査を実施するものである。この研究のべ一スライン調査は、某企業の神奈川県内の3つの事業所で1997年から1999年にかけて実施されたものである。
継続申請2年度にあたる本年は、某企業の個人情報保護ポリシーの変更のため追跡調査の実施は見合わせ、代わりに調査対象者の離職状況の調査を産業医の協力の下で実施した。また、これまで実施した追跡調査のデータクリーニングを行い、データベースの整理を行い電子化されたデータの分析を行った。また、分析結果の学会発表を行った。
最終的な調査実施数は、1997年にベースライン調査を行ったA事業所分が236人、1998年に調査を行ったB事業者分が197人、1999年に調査を行ったC事業所分が571人であった。総計の追跡調査者数は、1004人であった。また、死亡者が計14人であった。離職者の調査結果により、調査未実施の506人のうち、310人が退職のため調査不能であることが明らかになった。
最終的に調査を終了した1004人のデータを元に、研究協力者の専門的意見を得ながら、動脈硬化関連要因などの分析を行った。結果は、日本公衆衛生学会と日本疫学会において発表した。肥満の経年的変化パターンを明らかにし(井原、他:日本公衆衛生学会総会)、肥満の進行する群は、タイプA行動パターンをとることを発見した(井原、他:日本疫学会総会)。また、HbAlc(新居、井原、他)の危険因子を縦断研究のデザインで検討し、一人暮らしがHbAlc値悪化の危険因子であることを示した。

Research Products

(1 results)

All 2006

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 臨床研究に参加する患者に金銭を支払うことの倫理性に関する文献的研究2006

    • Author(s)
      井原一成
    • Journal Title

      民族衛生 72

      Pages: 89-100

    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より

URL: 

Published: 2008-05-07   Modified: 2016-04-21  

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