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2005 Fiscal Year Annual Research Report

BACH1転写因子による赤芽球・巨核球における標的遺伝子の異なる発現調節

Research Project

Project/Area Number 17591066
Research InstitutionHirosaki University

Principal Investigator

土岐 力  弘前大学, 医学部, 講師 (50195731)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 渡邉 誠二  弘前大学, 医学部, 助手 (10241449)
伊藤 悦朗  弘前大学, 医学部, 教授 (20168339)
Keywords転写因子 / 巨核球 / BACH1 / NF-E2
Research Abstract

【研究の目的】
本研究の目的は:(1)転写因子BACH1の新たな標的遺伝子を発見すること。(2)赤血球系細胞および巨核球系細胞におけるBACH1による転写調節機構を明らかにすること。(3)ダウン症患者にみられる類白血病状態(TMD)と巨核球性白血病(DS-AMKL)の発症における、BACH1の関わりについて検索することである。
【研究結果と今後の予定】
1.BACH1を巨核球および赤芽球において発現するトランスジェニック(Tg)マウスを作製。:この巨核球における遺伝子発現プロフィールの検索ために、胎生13.5日の肝臓より細胞を採取し、in vitroにてトロンボポエチン(TPO)を添加した培地やストローマ細胞株OP9上での培養などを試みた。いずれの方法でも、マイクロアレイに必要なRNAを得ることが不可能であった。現在、SCFを加えた培養により巨核球の増幅が確認され、得られた巨核球を用いてマイクロアレイ解析を行う。
2.BACHI・トランスジェニック・マウスの赤芽球における遺伝子発現プロフィールの検索。:当初、骨髄からの赤芽球の分離を検討したが、Tgマウスの骨髄線維化が著しいことから、現在はin vitroによる胎児肝細胞からの増幅を試みている。培養によってTgでは顆粒球の増勢が確認され、赤芽球系の表現型と共に、Tgマウス由来巨核球と顆粒球造血の関係も検索中である。
3.TMD患者の芽球を用いて、comparative genomic hybridization解析を行った。Tgマウス巨核球の遺伝子発現解析と本結果を合わせて、第二のTMD関連遺伝子の同定を試みる。

  • Research Products

    (1 results)

All 2005

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] Transgenic expression of BACH1 transcription factor results in megakaryocytic impairment.2005

    • Author(s)
      Toki T, Katsuoka F, et al.
    • Journal Title

      Blood 105(8)

      Pages: 3100-3108

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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