2007 Fiscal Year Annual Research Report
強皮症硬化機序の解析とHGF遺伝子プラスミドを用いた遺伝子療法の開発
Project/Area Number |
17591162
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
西岡 清 Tokyo Medical and Dental University, 大学院・医歯学総合研究科, 名誉教授 (20077647)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
横関 博雄 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (90210608)
山本 俊幸 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 非常勤講師 (30242192)
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Keywords | 強皮症 / TGF-b / HGF / ケモカイン / サイトカイン / 遺伝子療法 / 蛋白分解酵素 |
Research Abstract |
(1)HGF遺伝子によるケモカインの動態の検討 HGF遺伝子プラスミドあるいはコントロールプラスミドを投与した強皮症マウスの皮膚を採取し、発現されているケモカイン(MlP-1a, RANTES, Eotaxinなど)をRT-PCR法と免疫組織法を用いて検討した。さらに、HGFを投与して、それぞれにおけるサイトカイン発現を検討し、主要な役割をはたすケモカインを検出する。また、同時にそれらの操作によって出現する局所浸潤細胞を検討し、主役を務める炎症細胞を決定する。 (2)HGF遺伝子による蛋白分解酵素、蛋白分解酵素阻害剤の動態の検討 HGF遺伝子プラスミドあるいはコントロールプラスミドを投与した強皮症マウスの皮膚を採取し、発現されている蛋白分解酵素(MMP-1, MMP-2, MMP-9, TlMP-1)をRT-PCR法と免疫組織法を用いて検討する。HGF投与し、それぞれにおける蛋白分解酵素、蛋白分解酵素阻害剤の発現を検討し、主要な役割をはたす蛋白分解酵素、蛋白分解酵素阻害剤を検出する。また、同時にそれらの操作によって出現する局所浸潤細胞を検討し、主役を務める炎症細胞を決定する。
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