2007 Fiscal Year Annual Research Report
生体肝移植患者の術後経過に対する術前の心理社会的予測因子に関する研究
Project/Area Number |
17591209
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
野間 俊一 Kyoto University, 医学研究科, 講師 (40314190)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 晶子 京都大学, 医学研究科, 助教 (70378636)
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Keywords | 生体肝移植 / レシピエント / ドナー / 精神障害 / 心理社会的評価 / 術後経過 |
Research Abstract |
平成14年から16年にかけて、京都大学医学部附属病院において生体肝移植術を施行された16歳以上のレシピエントおよびそのドナー67組に対して、移植術直前に各種心理検査(WHOQOL-26、 STAI、 BDI、 Baum Test)を施行し、またPACT (Psychosocial Assessment of Candidates for Transplantation)で心理社会的状況を評価したデータがすでに存在する。これらのデータをまとめて、海外専門雑誌にて発表した(1件発表、1件印刷中)。 また、これらのレシピエント・ドナーのうち生存者に対して、術前と同様の検査用紙(WHOQOL-26, STAI, BDI)と精神科疾患の有無を問うアンケート用紙作成した。最終的に40名のレシピエントと33名のドナーから回収できたためデータを解析し、現在結果を専門雑誌にて発表するべく整理中である。 その他、移植精神医学に関する講演会の要請や論文執筆依頼に対して、本研究の結果を中心に発表を行っている。たとえば、平成19年12月6日に東京大学医学部附属病院精神科神経科会議室にて、精神科医ならびに移植外科医に対して、「生体肝移植における精神科の関わり」という演題の講演を行った。
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Research Products
(2 results)