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2005 Fiscal Year Annual Research Report

FDG全身腫瘍PETのための診断支援システムの開発

Research Project

Project/Area Number 17591311
Research InstitutionTokyo Metropolitan Institute of Gerontology

Principal Investigator

織田 圭一  (財)東京都高齢者研究・福祉振興財団, 東京都老人総合研究所, 研究員 (70224235)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 石井 賢二  (財)東京都高齢者研究・福祉振興財団, 東京都老人総合研究所, 研究副部長 (10231135)
外山 比南子  国際福祉医療大学, 医療福祉学部, 教授 (50180188)
KeywordsポジトロンCT / 腫瘍 / FDG
Research Abstract

陽電子放射断層撮影法(PET)による糖代謝測定(^<18>F-フロロ・デオキシグルコース、^<18>F-FDG)は、腫瘍に対して高い集積を示す。鑑別診断のためにFDG投与後40〜60分後の早期画像に加え、2時間後の遅延画像を撮影する場合も多い。本研究の目的は、^<18>F-FDG早期画像と遅延画像の相関関係を画素単位で画像化することで、両者の関係を明確に表し、客観的に評価できる画像を作成できることである。
平成17年度は、まず3例の明確な腫瘍がある全身PETの早期像と遅延像のstandardized uptake value(SUV)画像によって、相関関係のテンプレートを作成した。テンプレートは、早期像、遅延像共に集積の高い値、中程度の値、低い値、早期像の集積が高いが遅延像の集積が低い場合、早期像の集積が低いが遅延像の集積が高い場合の5個の領域を持つ。このテンプレートを用いて、様々な症例のFDG-PET画像について解析を行う。
平成17年度末現在、自作数値ファントムと10例の症例画像を使って解析法の評価作業を実施中である。この解析法で重要なのが、早期像と遅延像の正確な位置合わせである。両者の撮影に約1時間の間隔があるため、同じ撮影台に寝ていても殆どの場合、体の位置がずれてしまう。画素単位で相関をとるためには精度の高い位置合わせが必要となるが、現在のところ自動的に位置合わせすることは困難である。そのため手動で合わせて、最終的に目視で判断せざるを得ない。また、全身を一度に解析するよりもある程度範囲を絞って関心領域(ROI)を設定した方が良好な結果が得られた。今後は、テンプレートを改良して解析精度を上げることと、位置合わせの自動化が課題である。

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Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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