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2005 Fiscal Year Annual Research Report

アミロイド分解酵素不活化により内在性幹細胞の神経再生効果は促進される

Research Project

Project/Area Number 17591513
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionKobe University

Principal Investigator

近藤 威  神戸大学, 医学部附属病院, 講師 (50273769)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松本 明  先端医療振興財団, 脳疾患病態解析部, 部長 (80181759)
甲村 英二  神戸大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (30225388)
三宅 茂  神戸大学, 医学部附属病院, 助手 (30362784)
Keywords幹細胞 / ベータアミロイド / 骨髄間質細胞
Research Abstract

Aβはアルツハイマー病のみならず、神経外傷、加齢、虚血など、さまざまな神経損傷時に局所に発現することが知られている。Aβの蓄積は、さらなる神経細胞死をもたらす。損傷脳においては、従って、二次的な神経細胞死をもたらすだけでなく、損傷後新たに出現した内在性神経幹細胞をも標的として細胞死に至らしめる可能性が考えられる。この一つの根拠として、Aβ発現mutant miceにおいて、subventriclar zoneからのneuroprogenitor cellの増殖、分化が有意に抑制されることが報告された。本研究では、内在性幹細胞をターゲットとした薬剤投与により細胞の生存率を高める、というアプローチでなく、薬剤投与により再生に有害な蛋白を不活化し、本来有している幹細胞の再生能を十二分に引き出す。
本研究の予備実験として、正常マウスより摘出した骨髄間質細胞の多分化能の選択性を高める目的で、Thy-1およびSca-1の表面抗原によりsortingされた幹細胞をレチノイン酸存在下で培養し、神経系細胞への分可能を調べた。さらに、同様の細胞をラット海馬スライス培養上で共培養し、分可能を調べた。

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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