2006 Fiscal Year Annual Research Report
関節リウマチにおける光線力学療法の応用のための基礎的研究
Project/Area Number |
17591560
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Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
影山 康徳 浜松医科大学, 医学部, 講師 (50324348)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長野 昭 浜松医科大学, 医学部, 教授 (50272547)
平野 達 浜松医科大学, 光量子医学研究センター, 客員教授 (30313951)
河野 栄治 浜松医科大学, 光量子医学研究センター, 助手 (40313952)
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Keywords | 光線力学療法 / 関節リウマチ / 滑膜切除 / 光感受性物質 |
Research Abstract |
関節リウマチ(RA)の外科的治療法の一つである関節滑膜切除術の新しい方法として光線力学療法(PDT)を応用するという研究を進めている。現在までにRA患者より採取し、作製した培養滑膜細胞において、光感受性物質(photosensitizer)であるArX-S10(Na)、photfrin、5-aminolevurinic acidを用いた実験でPDTの殺細胞効果の得られる条件をMTT assayにより決定している。またPDTによる細胞死はいずれのphotosensitizerにおいてもほとんどがnecrosis機構により生じることを確認している。またRA関節由来の培養滑膜細胞は変形性関節症由来の培養滑膜細胞よりも、よりATX-S10(Na)の取り込み率が高いことを確認している。しかし、in vivoのコラーゲン関節炎発症マウスの患肢のPDTでは患肢がnecrosisになる例があり、PDTの実用にはいくつかの間題がある。
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