2005 Fiscal Year Annual Research Report
メカニカルストレスの感知機序と骨形成促進効果への低分子Gタンパクの役割の検索
Project/Area Number |
17591588
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
祷 史明 大阪市立大学, 大学院・医学研究科, 助手 (70381986)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高岡 邦夫 大阪市立大学, 大学院・医学研究科, 教授 (30112048)
香月 憲一 大阪市立大学, 大学院・医学研究科, 助教授 (80254407)
岩城 啓好 大阪市立大学, 大学院・医学研究科, 講師 (20381981)
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Keywords | メカニカルストレス / 骨芽細胞 / 骨形成 / BMP / 低分子G蛋白 |
Research Abstract |
2×2cmのシリコンチャンバー上にマウス骨芽細胞系MC3T3-E1 cell及び骨髄間葉系細胞ST-2を接着培養させ、共に10%のストレッチを6時間程度かけると、ファロイジンを用いた蛍光染色にてアクチンストレスファイバーが増生することが確認できた。またFRA-2染色にてMC3T3-E1 cellに10%程度のストレッチをかけるとCa^<2+>が流入しまたそれはCa^<2+>キレート剤やガドリニウムにてブロックされる、即ちSA channelを介した反応であることが確認できた。次にALP活性のストレッチ量の違いによる条件検討を進め、8%を超えるストレッチを12時間以上かけると細胞がチャンバー上からはがれ、蛋白量が落ちALP活性の測定が安定して行えないことが判明。安定してALP活性を出すためには1〜2%のストレッチをかけることが最適であることがわかった。1%のストレッチを24時間かけたST-2に5%BMP4コンディションメディウムをかけ48時間培養するとALP活性がストレッチをかけない群よりも亢進することが有意差を持って判明した(p>0.05)がまだこの結果は安定しておらず、より細胞数を増やして実験できる3.3cm×3.3cmのシリコンチャンバーを用いて条件検討をさらに詳細に進めていく予定である。条件検討はMC3T3-E1 cellにおいても同様に進めまたBMP4を加えてからストレッチをかけるグループについても検討する。この結果からrealtime RT-PCRを用いてCOX2やCbfa-1の経時的な発現も解析する。更にRho-inhibitorやCOX2 inhibitorを共投与しストレッチからのシグナル伝達におけるRho及びCOX2の関与も検討していく。
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Research Products
(19 results)
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[Journal Article] The effects of heat on the biological activity of recombinant hums bone morphogenetic protein-22005
Author(s)
Ohta H, Wakitani S, Tensho K, Horiuchi H, Wakabayashi S, Saito N, Nakamura Y, Nozaki K, Imai, Y, Takaoka K.
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Journal Title
Journal of Bone and Mineral Metabolism 23・(6)
Pages: 420-425
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