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2005 Fiscal Year Annual Research Report

歯根上皮鞘細胞の運命〜器官培養系を用いた上皮-間葉形質変換の解析〜

Research Project

Project/Area Number 17591903
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

河野 芳朗  新潟大学, 医歯学系, 助手 (60303129)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 前田 健康  新潟大学, 医歯学系, 教授 (40183941)
網塚 憲生  新潟大学, 超域研究機構, 教授 (30242431)
井上 佳世子 (野沢 佳世子)  新潟大学, 医歯学系, 助手 (90303130)
Keywords器官培養 / セメント芽細胞 / 歯根上皮鞘 / 免疫組織化学 / 微細構造学
Research Abstract

1.ラット切歯歯胚培養条件の確立及びマイクロインジェクション法の技術確立。
生後1〜3日齢のラットから切歯歯胚を摘出し、100μg/mlアスコルビン酸、100単位/mlペニシリンストレプトマイシン含有DMEM培地中、ミリポアフィルター上で切歯歯胚を培養した、本培養条件下で、最大10日間器官培養行った。本培養条件下での、培養条件の検討に当たり、歯式切片を作成し形態学的に検討した。形態学的な検討の結果、切歯歯根上皮鞘に、形態学的な大きな異常は観察されなかった。これらのことより、本培養条件下で、歯根上皮鞘は正常に生育することを示すことより、本実験遂行上の基本的な培養条件を確立した。
2.マイクロインジェクション技術の確立。
本実験遂行上のコア技術となる、特殊色素のマイクロインジェクション技術について、現在、様々な方法を試み開発中である。
3.ホールマウントインサイチュウハイブリダイゼーション、セクションインサイチュウハイブリダイゼーション用プローブの作成。上皮-間葉形質変換に関与するといわれる遺伝子、α5βインテグリン、v-src、c-fos、v-ras、v-nos、TGFβ1-3、MIF、TGFα、プローブの作成中である。
4.本実験に関連して歯根上皮鞘からセメント芽細胞に連続して発現がみられるこれまでに報告のないタンパク質について免疫組織学的に検索中である。本タンパク質の発現様式の解析により、歯根上皮鞘がセメント芽細胞に直接分化することを示唆する若干の所見を得ている。

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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