2005 Fiscal Year Annual Research Report
頭頚肩部慢性筋痛に対する認知行動療法の無作化臨床比較試験
Project/Area Number |
17592020
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
森重 恵美子 大阪大学, 歯学部附属病院, 医員 (60397768)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
矢谷 博文 大阪大学, 大学院・歯学研究科, 教授 (80174530)
石垣 尚一 大阪大学, 歯学部附属病院, 講師 (40212865)
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Keywords | 無作為化臨床比較試験 / 顎関節症 / 筋痛 / 慢性痛 / 治療 / 認知行動療法 / スプリント / 口腔顔面痛 |
Research Abstract |
1.パイロットデータの収集 無作為化臨床比較試験を実施するにあたり、まず登録患者数を設定する必要があります。そのためには、パイロットデータとして、各比較治療による治療効果を出さなければなりません。当研究施設では以前より、比較治療のひとつである認知行動療法の治療効果を調べてきました。しかし、関節痛、筋痛、およびその両方の痛みに対するそれぞれの治療効果について不明な点があったため、昨年度までのデータを検討しなおしまた。結果は、本年度5月、第11回国際補綴歯科学会学術大会(ギリシャ)にて発表しました。さらに、International Journal of ProsthodonticsにShort Communicationsとして掲載されました。 2.インターネット医学研究データセンターへの登録・および利用準備 無作為化臨床比較試験は、バイアスが生じないように、患者の登録、割付、データの管理を第三者が行うことが望ましいとされます。このため当研究施設では、「大学病院医療情報ネットワーク研究センター(通称:UMINセンター)」にある「インターネット医学研究データセンター(通称:INDICE)」の利用を申請しました。現在INDICEは非常に申請が集中しています。そのため、実際にそのシステムやサーバを利用できるのは来年度8月からの予定でとなりました。そこで、INDICEのシステム利用できるまで、手動で患者の登録、割付、データを管理することとして、UMIN(東大病院内)にて研究打ち合わせを行い、無作為化臨床比較試験として整合性を確保できるよう設定しました。
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Research Products
(1 results)