2007 Fiscal Year Annual Research Report
院内感染の低減をめざしたカテーテルケアに関する実践的研究
Project/Area Number |
17592224
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Research Institution | Aichi Medical University |
Principal Investigator |
土井 まつ子 Aichi Medical University, 看護学部, 教授 (00155615)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
八島 妙子 愛知医科大学, 看護学部, 教授 (70310472)
篠田 かおる 愛知医科大学, 看護学部, 講師 (70329829)
三善 郁代 愛知医科大学, 看護学部, 助教 (00440727)
中川 善之 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (10155690)
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Keywords | カテーテルケア / 感染リスク / 感染経路 / 感染予防 / 輸液管理 |
Research Abstract |
平成19年度は残されたデータを解析するとともに、全データを関連づけて解析し、以下の観点で考察した。なお,研究結果から示唆を得た内容をまとめ,関係学会などで報告した。 1.ケア時の汚染リスクに関する課題について 中心静脈輸液管理時の看護師のケア行為の過程で明らかになった汚染リスクは,1)準備,2)手洗いとそのタイミング,3)処置台の清潔,4)PPEの使用,5)滅菌物の取り扱い,6)薬液の調製方法,7)プライミング方法,8)交換までの準備と手指衛生,9)PPEの使用,10)ライン交換時のハブの処理と消毒方法,11)手袋の交換のタイミング,12)手指衛生,13)消毒範囲,14)ポビドンヨード液による消毒方法に関する問題点が抽出された。 2.ケアマニュアルの作成と活用 汚染リスクを低減するために,新たにマニュアルを作成した。一部の看護師に適用し,マニュアルの問題を明らかにした。 3.研究成果の公表 研究結果をまとめ、研究成果として日本環境感染学会などで発表した。
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Research Products
(4 results)