認定看護師の継続教育における看護倫理支援プログラムの開発

2006 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 17592230
• Research Institution: Yokohama City University
• Principal Investigator: 富 律子 横浜市立大学, 医学部, 準教授 (70197911)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 大江 真琴 横浜市立大学, 医学部, 助手 (60389939)
• Keywords: 認定看護師 / 看護倫理 / 倫理的ジレンマ / 倫理的推論能力 / 倫理的感受性

Research Abstract

1.調査1
我が国のがん関連領域の認定看護師の教育機関で実施している、教科目「看護倫理」の実態を知る目的で質問紙による調査を行った。
8施設中4施設から回答を得た。担当者の特性や講義内容、授業法略などが明らかになった。
本結果については、第26回日本看護科学学会学術集会で発表した。
2.調査2
がん関連領域の認定看護師の臨床で直面する倫理的諸問題や倫理的能力を向上に関する教育ニーズを知る目的で、フォーカスグループ法による調査を行った。
対象は、がん化学療法看護認定看護師を対象としたグループとがん性疼痛看護認定看護師を対象とした2Gである。データは逐次録音したものをテープ起こしし、内容分析を行った。分析に当たっては専門家の助言を得た。
3.調査3
がん関連領域の認定看護師の直面する倫理的問題の実態や倫理的能力の向上に関連する教育ニーズを把握する目的で質問紙による調査を実施する。上記調査1.2の分析結果を基に質問紙を作成した。日本看護協会Hpに所属・氏名を公開しているWOC認定看護師、がん化学療法看護認定看護師、がん性疼痛看護認定看護師を対象に調査予定である。
以降は平成19年度へ