2006 Fiscal Year Annual Research Report
"妊娠期,及び養育・早期における母親の養育力強化のための家族援助モデル"の開発
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17592244
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| Research Institution | Kobe University |
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Principal Investigator |
喜多 淳子 神戸大学, 医学部, 教授 (30295828)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 恵子 神戸大学, 医学部, 助教授 (30290357)
西海 ひとみ 神戸大学, 医学部, 講師 (30379458)
奥村 ゆかり 神戸大学, 医学部, 助手 (30403299)
岡田 公江 神戸大学, 医学部, 助手 (00437443)
松浦 秀子 神戸大学, 医学部, 助手 (40437439)
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| Keywords | 養育力 / アセスメント・ツール / 育児・早期 / 母親 / 父親 / 家族 / ソーシャル・サポート / 周産期 |
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| Research Abstract |
前年度は、本学が主催している地域における子育て支援活動の一環として初妊婦とその夫を対象とした、"妊娠期からの親準備教室"を延べ5回開催して、プログラム内容を検討した。基本プログラムとして、パウダー ビーズ クッションを用いた、赤ちゃんイメージ作り、小麦粘土を用いた粘土ごっこ、そして、絵本読み聞かせごっこなどの遊びを通した、参加者同士の交流、及び、専門家による講和で構成した。プログラムの効果評価の指標には、平成16年度に終了した科学研究費補助金を受けて開発した、"妊娠期、及び育児早期における母親の養育力予測アセスメント・ツール"を改訂したもの及びSTAIを用いた。
平成18年度は同様のセッションを神戸大学病院において、比較的ハイリスクの妊婦やその夫を対象として、延べ5回開催し、プログラム内容についてさらに検討するとともにアセスメント・ツールの信頼性・妥当性について検討した。その結果、本ツールの臨床応用性への可能性が示唆された。さらに、本研究で開発したアセスメント・ツールの信頼性・妥当性を国際比較すべく、本ツールを英訳(Working Version of Assessment Tool for Mothers' Child-Rearing Competence during Pregnancy and Postpartum Period : the AT-Pg-/Post-MCCR)し、学術誌に投稿した。それと併行して、Working Version of Assessment Tool for Mothers' Child-Rearing Competence during Pregnancy and Postpartum Period : the AT-Pg-/Post-MCCR"を日本語へ再翻訳を行い、試作版"(日本語版)妊娠期、及び育児早期における母親の養育力予測アセスメント・ツール"を刊行した。
来期は、この試作版アセスメント・ツールについて信頼性・妥当性の検証を臨床的に重ねてゆく予定である。また、本アセスメント・ツールを用いて集団教育としての親準備教室プログラム内容、及び個別相談の効果を本ツールにより再評価する。
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