2005 Fiscal Year Annual Research Report
虚血性心疾患を発症した糖尿病患者の生活の編み直しを支援する介入研究
Project/Area Number |
17592254
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Research Institution | Kanagawa University of Human Services |
Principal Investigator |
白水 真理子 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 助教授 (60228939)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
間瀬 由記 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 講師 (60256451)
和田 美也子 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 助手 (30381677)
杉山 みち子 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 教授 (60134532)
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Keywords | 看護学 / 慢性病看護学 / 糖尿病 / 介入研究 / 疾病併存状態 / 生活の編み直し / 3次予防 / 虚血性心疾患 |
Research Abstract |
1 教育プログラムの再検討と介入方法と内容の決定、介入記録・教材の修正 教育プログラムは、(1)総論、(2)栄養、(3)運動療法とストレスマネージメントの3回とし、患者同士が小集団で学習するスタイルを基本とした。(1)の教材は目標値などを最新のエビデンスに基づき修正、(2)に関しては低GI教育用教材、(3)では有酸素運動やストレッチのビデオなどを活用している。 2 アウトカムや費用効果を測定する指標の決定 慢性疾患患者の健康行動に対するセルフエフィカシー尺度、糖尿病問題領域質問表、食物摂取頻度調査表、運動・活動量・役割、喫煙量、糖尿病の合併症の状態、体重、ウエスト周囲径などの計測値、血液データを評価指標とした。費用効果に関しては、所要時間や介入者の数、諸経費をカウントしている。 3 介入プログラムと介入手順およびデータ収集計画の決定 フィールドである平塚共済病院では、本研究の対象であるバイパス術などの長期入院患者が少ないため、研究対象者の選定基準を拡大し検査入院の患者も研究対象に含めることとした。また教育プログラム(介入)群、通常ケア群(対照群)の2群とした。 4 実施および評価 平成18年1月より平塚共済病院にて小集団学習会を開催し、介入群のデータを収集中である。平成18年度も引き続きデータ収集を行い、介入群が終了したら対照群のデータを収集予定である。
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