2006 Fiscal Year Annual Research Report
血液透析患者の自己効力感向上に貢献するリハビリテーション看護プログラムの検討
Project/Area Number |
17592284
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Research Institution | Kobe Tokiwa Junior College |
Principal Investigator |
柴田 しおり 神戸常盤短期大学, 看護学科, 助教授 (70254480)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐野 かおり 神戸常盤短期大学, 看護学科, 助手 (60399251)
柴田 真志 兵庫県立大学, 看護学部, 助教授 (00254467)
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Keywords | 自己効力感 / 運動トレーニング / 血液透析 / リハビリテーション看護 |
Research Abstract |
本研究は、血液透析患者の自己効力感を向上させるリハビリテーション看護プログラムや運動療法トレーニングについて検討することであった。本年度は、運動リハビリテーション介入による生理学的指標についての慢性効果と血液透析患者の自己効力感が関連するかどうかを検討予定であったが、協力医院の施設改修等の影響により、予定していた実施時期および対象者を変更する必要が生じた。そのため、現時点では介入が終了しておらず、結果を報告する段階に至っていない。 運動リハビリテーションの介入期間変更に伴い、日常生活の中で運動の実施可能な時間帯について予備的な聞き取り調査を行った。その結果、ある特定の時間帯に運動リハビリテーションプログラムを実施する以外に、透析中の時間を利用した方法についてのニードが確認された。運動を継続するためには対象者個々のニードに対応して導入されるのが望ましいと思われるが、聞き取り調査の結果から、対象者自身のニードについて明らかにしていく必要があると考えられた。
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