2005 Fiscal Year Annual Research Report
精神科訪問看護における利用者との関係づくりに関する研究
Project/Area Number |
17592299
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
川口 優子 神戸大学, 医学部, 教授 (90152941)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西本 美和 神戸大学, 医学部, 助手 (20314495)
三木 智津子 神戸大学, 医学部, 助手 (80335455)
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Keywords | 精神科訪問看護 / 利用者 / 訪問看護師 / 関係づくり / 訪問で留意していること / サポート / 地域精神保健福祉活動 / 量的研究 |
Research Abstract |
平成17年度研究実績の概要 1.調査用紙・質問紙の作成 1)予備調査と文献をもとに精神科訪問看護で利用者との関係作りで気をつけていること等の6つのカテゴリー(インフォームドコンセント、情報収集、信頼関係づくり、行っている看護、連携、家族との関係)からなる質問紙を作成した。10枚からなる質問紙はフェイスシートと利用者の概要をふくむ。 2)プレテストを4名の訪問看護師に依頼した。 3)プレテストの結果を取り入れ洗練した質問紙とした。 2.調査用紙質問紙の郵送 1)近畿圏の2府4県(大阪、京都、奈良、兵庫、和歌山、滋賀)の訪問看護ステーションと訪問看護を実施している精神病院の名簿を作成した。 2)その名簿を基に依頼文と質問紙を9月郵送した。訪問看護ステーション370施設、精神病院46施設、合計416施設に郵送し、11月を返却期限とした。 3.質問紙の返却 9月から11月末に返却された数は訪問看護ステーション52施設、精神病院23施設。 4.データの統計的分析 有効データ数112をspssの統計ソフトに入力し分析している。 5.研究成果の発表 データの分析をまとめ、来年の精神保健看護学会で発表する予定である。
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