2007 Fiscal Year Annual Research Report
デジタルメディアと通信技術を基盤とした宇宙環境に於ける芸術の創造
Project/Area Number |
17600003
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
逢坂 卓郎 University of Tsukuba, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (80213677)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
五十嵐 浩也 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 准教授 (80258839)
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Keywords | 無重量環境 / 光と水の芸術 |
Research Abstract |
JAXA(宇宙航空研究機構)主催の「ISS-JEM"きぼう"文化・人文社会科学利用パイロットミッション」採用の芸術実験。 1)「墨流し水球絵画」は平成20年3月11日STS-123(1JIA)により、その材料がISSへ運ばれた。 2)「SPIRAL TOP」は同年6月のSTS-124(1J)により"JEMきぼう"本体と共にISSへ運ばれる予定である。 きぼう内無重力空間に於ける2点の芸術実験は平成20年11月前後に実施される予定である。 1)の水球表面に描かれた墨流し絵画を和紙に吸い取り、持ち帰る為の手順書を作成。2)の作品実験は独楽の反転運動を無重量下で実現させる為に、シュミレーションと弾道飛行実験により形状がデザインされた。 成果発表 1)講演「ARTISTIC PROPOSALS ON CULTURAL APPLICATION OF JEM-JEMの文化利用に関する芸術の提案」 逢坂卓郎於:国際学会「Mutamorphosis-Plague」日時:2007年11月9日場所:Prague Congress Centre 2)講演「Space art-宇宙芸術」 逢坂卓郎於:国際シンポジウム「re:place 2007-Berlin」日時:2007年11月13日場所:TESLA-Podewil BERLIN 他に、本大学院学生チームの「磁力線を視覚化する無重量彫刻」がJAXA主催第4回航空機による学生無重力実験コンテスト優秀賞、International Symposium on Physical Science in SpaceにてOutstanding Poster Awardを受賞。
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Research Products
(2 results)