2005 Fiscal Year Annual Research Report
ユニバーサルデザインにおける『香り』の役割と効果に関す調査及びその造形形態の研究
Project/Area Number |
17600026
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
肥田 不二夫 日本大学, 芸術学部, 教授 (90256909)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
清水 敏成 日本大学, 芸術学部, 教授 (20139249)
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Keywords | ユニバーサルデザイン / 香り / 五感 / 臭覚 / インダストリアルデザイン |
Research Abstract |
今年度は計画していた調査研究と併せて下記の調査・研究・創作・実験を行った。 □展示会デザイン研究及びアンケート調査 ・Good Design Presentation 2005/「Design Initiative」にて「香り」を伴う『日本大学芸術学部』ブースデザインを行い出展。主催:(財)日本産業デザイン振興会/於;東京ビックサイト/平成18年8月(共同) ・同展示会にて「香り」を発香させ香りを伴うことによる認知度・集中度・快感度・適切度等のアンケート調査を実施。(同調査結果は来年度の「日本デザイン学会」にて発表予定) □製品デザイン研究 ・環境改善型香り発生機(DAA)「X-300(仮)」スタンド型/壁掛け型=2機種(P社)平成17年9月(共同) ・環境改善型香り発生機(DAA)「X-400(仮)」個室用/リビング用=2機種(P社)平成17年12月(共同) ・乳腺臭による乳がん探知機器-液相型/気相型=2機種(P社)平成18年1月(共同) □紀要報告/日本大学芸術学部紀要<創作篇>VOL30 ・ユニバーサルデザインに於ける香りの調査と展示空間研究/平成18年3月(共著) □香りと心のゆとりについての測定実験(現在実験中) ・本実験は「香り」を感じる事でリラックス度がどのように変化するか、又その際、特定の「形」を見る事でどう変化するかを実験調査するものである。(同実験結果は来年度の「日本感性工学会」で発表予定) □その他、幾つかの製品デザイン提案が有り、現在その新技術性(特許/実用新案)の有無を調査中。
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