2005 Fiscal Year Annual Research Report
大学生の心身の健康問題に対処しうる独創的体育プログラム開発のための企画調査
Project/Area Number |
17630009
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
橋本 公雄 九州大学, 健康科学センター, 教授 (90106047)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
根上 優 宮崎大学, 教育文化学部, 教授 (80108430)
徳永 幹雄 第一福祉大学, 社会福祉学部, 教授 (90038464)
磯貝 浩久 九州工業大学, 情報工学部, 助教授 (70223055)
長岡 良治 鹿児島大学, 教育学部, 教授 (30117527)
亀丸 政弘 鹿児島国際大学, 国際文化学部, 教授 (60090271)
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Keywords | 大学保健体育科目 / 健康問題 / 独創的体育プログラム / 講義 / 実技・実習 / メンタルヘルス / コミュニケーションスキル |
Research Abstract |
運動・身体活動・スポーツ活動の心理的、社会的、身体的効果は、これまで多くの研究で明らかにされている。しかし、近代化、都市化、機械化、省力化の進んだ今日の生活環境は、少子化と相俟って、子どもや青少年たちの室内遊びや身体的不活動への傾向を加速させている。その影響を反映してか、最近の大学生においては、メンタルヘルスの悪下、コミュニケーションスキルや体力の低下が顕著であり、大学が抱える問題の一つとなっている。 本研究グループは、これら大学生の心身の健康問題に対処しうる独創的な体育プログラムの開発を進める大型研究プロジェクトを立ち上げるため、本年度は研究打ち合わせ会(3回)を中心として、大学訪問実態調査、全国アンケート調査、そして企画調査報告会(1回)を行った。全国で展開されている健康・体力づくりを意図したユニークな大学体育授業は、実際に大学を訪問し、実技、演習の授業を参観しながら、実施の理念、目的、方法、シラバス、学生の反応等々を調査した。実技種目としては、一般スポーツ型、演習型、野外体験型、武道系など、様々な授業形態を調べた。また、企画調査報告会では、プログラム内容として、特別講演、招待講演、シンポジウム、一般研究発表で構成し、招待講演者のDr.Rafer Lutz氏(アメリカ、ベイラー大学)には、ワシントン大学、アリゾナ州立大学、ベイラー大学の体育プログラムの現状と、ベイラー大学におけるユニークな体育教員養成プログラムについて話題を提供して貰った。これらの調査結果は報告書としてまとめられている。
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Research Products
(11 results)