2005 Fiscal Year Annual Research Report
安全・安心の基盤技術として活用可能な教育用LPS開発のための共同研究
Project/Area Number |
17630017
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
前迫 孝憲 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (00114893)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菅井 勝雄 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (40000294)
内海 成治 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (80283711)
小池 敏英 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (60251568)
今井 亜湖 岐阜大学, 教育学部, 助教授 (50367083)
森川 治 独立行政法人産業技術総合研究所, 主任研究員(研究職) (50358181)
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Keywords | LPS / ネットワーク / ICタグ / 位置情報 / 危機管理 / 教育工学 / RFID |
Research Abstract |
本研究は、共同研究のための企画調査を行うもので(1)ICタグを活用した教育用室内・構内位置情報システムLPS (Local Positioning System)の開発を中心としながら(2)教育情報ネットワークのセキュリティ対策とLPSをはじめとするセンサー網との連携および教育利用、(3)教育分野における安全・安心確保のための社会的基盤の構成に関する共同研究の準備を行うものであった。無線ICタグについては研究期間中に急速な技術革新が進み、登下校追跡のために950MHz帯パッシブタグ、430MHz帯アクティブタグ、数十KHz帯ICタグ、出席管理用に13.56MhzICタグが使われるようになった状況や、個人認証周辺技術等の情報交換を行った。また、タグ読み取り装置をつなぐネットワークやデータベース、通報システム等の社会基盤について急速な整備が行われつつある状況について検討を行った。LPSについては、電波や音波到達時間を計測する方法等が考えられるので関連技術の調査を行い、教育分野での活用法も含め、異分野間の関係者で検討を行う仕組みを設けた。さらに、ムービングプロジェクタや動き検知入力装置(可視光で形状を描画、赤外光で動き検知を行うユビキタスキーボード等)などの調査を行った。教育情報ネットワークは地域内管理は始まっているものの地域間の連携が困難な状況等から、広域接続方法やセキュリティ対策について関係者で情報交換を行った。さらに、安全・安心基盤について欧米の状況調査を行った。米国については、地域EOC (Emergency Operations Center)の状況や、学校やコミュニティ関連を中心にFEMA Emergency Management Instituteのカリキュラム、Zero Click Alart等の考え方の調査を行った。欧州については、国際会議"Present and Future of Crisis Management"に参加、各国の情報ネットワーク管理、危機管理関係者と交流・調査を行った。
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Research Products
(6 results)