2005 Fiscal Year Annual Research Report
潜在的産肉能力の開拓による高品質赤肉産生・肉用牛資源の造成
Project/Area Number |
17638008
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
山口 高弘 東北大学, 大学院・農学研究科, 教授 (20111297)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西田 朗 東北大学, 大学院・農学研究科, 教授
佐藤 英明 東北大学, 大学院農学研究科, 教授 (80093243)
小原 嘉昭 東北大学, 大学院農学研究科, 教授 (50302196)
麻生 久 東北大学, 大学院・農学研究科, 助教授 (50241625)
鈴木 啓一 東北大学, 大学院・農学研究科, 助教授 (10344706)
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Keywords | 肉用牛 / 潜在的産肉能力 / 高品質赤肉産生 / 肉用牛資源開発 / 東北アシアの肉用牛遺伝資源 |
Research Abstract |
本研究では、わが国の肉用牛(黒毛和種牛、褐毛和種牛、日本短角種牛)の産肉特性、肉質特性、繁殖性、放牧適性、飼料効率性等に関する能力を調査し、その潜在的産肉性を評価し、次世代型の高品質赤肉生産・肉用牛資源を造成するための戦略的な調査研究を行う。 本研究では、肉用牛の評価のために、下記の国際シンポジウム、国内シンポジウム、ワークショップを開催し、肉用牛の第一線で活躍する研究者を招待して、それらの研究成果と肉用牛資源開発の調査、検討を行った。 1)シンポジウム:「ルミノロジーの基礎と応用」(平成18年11月5日) :「ルミナントバイオロジーの新展開」(平成18年3月28日) 2)国際シンポジウム:International Symposium on Recent Advances in Animal Science(16-28th November 2005,Sendai, Japan) 3)ワークショップ:高品質赤肉を効率的に生産する肉用牛資源の造成 -骨格筋形成抑制因子、ミオスタチンの作用機構と産肉への応用-(平成18年1月13日) :肉用牛の現状と展望(平成18年1月20日) また、企画会議(5月)と調査評価会議(8,2月)を開催し、高品質の赤肉を効率的に生産する肉用牛造成のための候補牛の資質の解析と評価を行い、その成果を資源開発に役立て、さらの東北アジアの肉用牛資源開発に資するため、次年度の「東北アジア地域の肉用牛遺伝資源の開拓とその活用技術の基盤形成に関する調査研究」(基盤研究(B)(海外学術):H18〜20)に研究課題として発展させた。
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