2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17638010
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
三枝 正彦 東北大学, 大学院・農学研究科附属複合生態フィールド教育研究センター, 教授 (10005655)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
工藤 昭彦 東北大学, 大学院・農学研究科, 教授 (00073966)
両角 和夫 東北大学, 大学院農学研究科, 教授 (30312622)
齋藤 元也 東北大学, 大学院農学研究科, 教授 (50354048)
遠城 道雄 鹿児島大学, 農学部附属農場, 助教授 (60194651)
森田 茂紀 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科附属農場, 教授 (00143404)
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Keywords | フィールド科学 / 複合生態フィールド / 森・里・海 / 大学附属施設 / フィールドセンター |
Research Abstract |
全国農学系大学附属フィールド施設(演習林、農場、牧場、水産実験所)の有機的統合が進行し、現在までに22のフィールド科学センターが創設され、新学問分野、複合生態フィールド科学の創成が不可欠となっていることから、以下の活動を行った。 1.全国農学系大学附属フィールド施設教官に呼びかけ、札幌、仙台で新学問分野「複合生態フィールド科学」の必然性、あり方についてのシンポジウムと検討会、現地見学会などを開催した。 2.全国農学系大学附属フィールド施設に依頼し、「複合生態フィールド科学の創成」のための施設の実態、研究教育内容などのアンケート調査を行い刊行した。また各施設の概要を収集し、「全国農学系大学附属フィールド施設概要」として製本化した。 3.複合生態フィールド科学のモデルケースとして「森は海の恋人運動」の発祥の地、岩手-宮城に跨り、気仙沼湾に注ぐ大川水系と、その対象として宮城県泉ヶ岳を水源とし、大都市仙台を経由する七北田川水系について、現地調査を行なうとともに画像解析手法の有効性を明らかにした。 4.複合生態フィールド科学の振興のための学術組織(学会、研究会)の結成の可能性、文科省科学研究費における新分野創設の可能性を検討し、平成19年度実現に向けて、活動を継続することとした。 5.複合生態フィールド科学の国際会議開催と国際的学術雑誌刊行の可能性を検討し、東北大学農学研究科で既に行われている複合生態フィールド科学に関する国際会議:「International Workshop on Integrated Field Science」と欧文誌「Journal of Integrated Field Science(JIFS)」の動向を見守り、引き続き検討することとした。 6.北海道大学附属北方生物圏フィールド科学センタ-を中心に、「全国大学附属施設フィールドネットワーク」形成のための平成19年度文科省概算要求を計画することとした。
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Research Products
(1 results)